ダウの犬って何?
「ダウの犬(Dogs of the Dow)」は、アメリカの代表的な株価指数である ダウ平均株価 に採用されている銘柄の中から、配当利回りが高い株を買う投資法 のこと。
かなり有名な“高配当株投資戦略”の一つやね。
まず結論
ざっくり言うと、
「ダウ平均の中で、今ちょっと不人気になって配当利回りが高くなってる優良企業を買おう」
って考え方。
どういう仕組み?
ダウ平均には、アメリカを代表する超大企業が30社入ってる。
例えば:
- Apple
- Coca-Cola
- McDonald’s
- Johnson & Johnson
みたいな企業。
その中で、
配当利回りが高い上位10社を買う
というのが「ダウの犬」。
なぜ“犬”なの?
ここでいう犬は、
「今は人気がなくて株価が下がってる銘柄」
ってニュアンス。
配当利回りって、
\text{配当利回り} = \frac{\text{年間配当金}}{\text{株価}} \times 100
だから、
- 株価が下がる
↓ - 配当利回りが上がる
という現象が起きる。
つまり、
「一時的に不人気だけど、実は強い会社」
を狙う戦略なんよ。
実際のやり方
超シンプル。
毎年やること
① ダウ平均30社を見る
② 配当利回りが高い順に並べる
③ 上位10社を均等に買う
④ 1年間放置
⑤ 翌年また入れ替える
これだけ。
なんで人気なの?
理由は主に3つ。
① 超シンプル
難しい分析がほぼ不要。
- チャート分析
- 決算予想
- デイトレ
みたいなのがいらない。
初心者でもルール化しやすい。
② 高配当がもらえる
配当金を定期的にもらえる。
特にアメリカ企業は、
- 長年増配してる
- 配当文化が強い
企業が多い。
例えば Coca-Cola は長年配当を増やしてきたことで有名。
③ 長期で市場平均を上回った時期がある
過去には、
- S&P500
- ダウ平均
より成績が良かった時期もある。
だから昔から有名。
でも弱点もある
ここ大事。
① 必ず勝てるわけではない
近年は、
- NVIDIA
- Amazon
- Meta
みたいな、
「配当は少ないけど爆伸びするグロース株」
が強かった。
だから時代によっては負ける。
② “高配当=安全”ではない
配当利回りが高い理由が、
「会社がヤバいから株価が暴落してる」
場合もある。
これを「配当利回りの罠」って言ったりする。
③ アメリカ30社しか対象じゃない
つまりかなり偏る。
- 金融多め
- エネルギー多め
になる年もある。
オルカンやS&P500みたいな広い分散ではない。
似た考え方
日本版
「高配当株投資」
- 配当利回り
- PBR
- 割安性
を見て投資する人も多い。
ETF版
ダウの犬に近いETFもある。
例えば:
- SPYD
- HDV
- VYM
など。
初心者向けに超簡単に言うと
ダウの犬 =
「アメリカの超大企業の中で、今ちょっと安くなってる高配当株をまとめて買う戦略」
って感じ。
こんな人に向いてる
- 配当金が欲しい
- 個別株にも興味ある
- 長期投資したい
- シンプルなルールが好き
- 毎日チャート見たくない
逆に向いてない人
- 短期間で爆益狙いたい
- AI株みたいな急成長株を狙いたい
- 超分散したい
こういう人は、
- S&P 500
- MSCI ACWI
系のインデックス投資の方が合うことも多い。

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